ブレイブ・トークは、8×8のJitsi as a Service オープンソース・ビデオ・ミーティング・プラットフォームを利用した、プライバシーに重点を置いた新しいビデオ会議機能で、ブレイブ・ブラウザに直接組み込まれている。 ブレイブ・トークは、プライバシーを犠牲にすることなくビデオ通話を可能にする。

誰がブレイブ・トークを利用できますか？

すべてのブレイブユーザーは、ブレイブトークで1対1の無料通話が可能で、通話時間は無制限、グループウォッチやYoutubeライブストリーミングなどの内蔵機能も利用できる。

ブレイブでは、3人以上の通話をホスティングしたいユーザー向けに、通話録音、参加者のミュートやパスコードなどのホスティング・ツール、数百人の参加者との通話などの追加機能を提供するトークのプレミアム・バージョンを月額7ドルで提供している。

現在、ブレイブトークのiOS版とAndroid版にはブレイブトーク・プレミアムが搭載されており、無料版は近日中に実装される予定だ。 ブレイブ・トークの無料版を使用するには、ブレイブリワードを有効にする必要があります。

通話を開始するには？

デスクトップブラウザでは、「カメラ」アイコンをクリックするだけで、新しいタブページからいつでもブレイブトークを起動することができます：

💡 または、talk.brave.com に直接アクセスしてください 。

なお、ブレイブトークを使った通話はブレイブで開始する必要があるが、ユーザーはどのモダンブラウザからでも通話に参加できる。 他の人を通話に招待するには、アドレスバーにある固有のリンクをコピーし、通話に招待したい人と共有するだけです。 プレミアム・バージョンをご利用の場合は、通話の詳細を記載した招待状を送信することもできます。

💡💡、ブレイブトークの通話はすべてブラウザ上で行われ、ソフトウェアをダウンロードする必要はありません。 Brave Talkを使用するためにソフトウェアのダウンロードやインストールを求めるリンクやページにアクセスした場合は、悪意のあるリンクである可能性が高いため、絶対に行わないでください。 このような現象が発生した場合は、Githubまたはコミュニティサポートウェブサイトでご報告ください。

トークコールのURLは再生できますか？

技術的にはイエスだが、信じられないほど可能性は低い。 会議室のパス（URL）は、誰かが通話を開始するたびに擬似的にランダムに生成されます。 このパスには256ビットのエントロピーが含まれており、URLで使用するためにエンコードされている。 だが、数学的には可能だ。

ただし、最後の参加者が通話から抜けると、その通話に関する情報（誰が通話に参加していたか、チャットのテキストを含む）は即座に消去されることに注意。 (プレミアムユーザーの場合、通話録音は通話終了から24時間後に削除されます)。 つまり、通話リンクが将来の通話でランダムに再生成される可能性が低 い場合でも、この「新しい」通話の参加者は、同じURLパスで発生した「古い」通話 の(削除された)データにアクセスすることはできない。 どう考えても、将来同じURLパスが再生成された場合、まったく白紙の状態になる。

ブレイブ・トークにはどのような機能がありますか？

トークのほとんどの機能は、画面下部のコントロールバーで確認できる：

ここで見られるコントロールは以下の通り（左から右へ）：

• Mute- 通話中のマイク音声をミュートまたはミュート解除します。 ミュートボタンの隅にある "上 "矢印をクリックすると、追加のマイクオプションが表示されます。
• Camera- 通話中のカメラのオン／オフを切り替えます。 カメラボタンの隅にある "上 "矢印をクリックすると、デバイス上の異なるカメラを切り替えることができます（利用可能な場合）。
• 画面共有- デバイスから画面共有を開始または停止できます。
• Chat- 画面上のチャット・ウィンドウを開いたり閉じたりします。
  💡注意 - Brave Talkを使用する際、チャットウィンドウにURLをコピーペーストすることができます。 ただし、iOSでブレイブトークを使用している場合、リンクは新しいタブで開きますが、ブレイブトークの画面の後ろに「隠れて」表示されます。 このタブを表示するには、下矢印をクリックしてBrave Talkを最小化し、一番下のタブボタンをクリックして開いているタブを表示します。
• Raise Hand - 現在の話者に割り込むことなく、通話中の他のユーザーの注意を引くことができます。 このボタンをクリックすると、もう一度ボタンをクリックするまで、トークウィンドウに「手」のアイコンが表示されます。
• 参加者- 現在通話中の全ユーザーのサイドパネルを表示します。
• Toggle Tile View（タイル表示の切り替え） - 現在表示している異なるパネル／ユーザータイルを入れ替えます。

Advanced Actionsボタンをクリックすると、追加のオプションと設定を含む新しいメニューが開きます。 通話のオーナーが使用できるオプションは、通話の参加者が使用できるオプションより も多いことに注意。

通話参加者の高度なアクション ：

• ビデオ画質の管理- ビデオ通話の表示画質を調整します。
• View full screen（フルスクリーン表示） - 通話のフルスクリーンモードを有効/無効にします。
• Start subtitles（字幕の開始） - 通話の字幕を有効／無効にします。
• ビデオの共有- 参加者全員が通話ウィンドウで直接視聴できるように、Youtubeビデオを埋め込んで共有することができます。 動画が共有されているとき、この同じメニュー・オプションに戻ると、動画の停止が表示されます。
• オーディオの共有- デバイス、特定のアプリ/ウィンドウ、またはBraveで開いているタブから、通話参加者全員のオーディオコンテンツを再生できます。
• 背景を選択- ビデオタイルに表示される背景を変更します。
• Show speaker stats- 通話中の全参加者のPingを表示します。
• 設定- 追加設定を調整するパネルを開きます（下記参照）。
• View Shortcuts- 通話中に使用できるショートカットのリストを表示します。
• Leave meeting- 通話を切断する。
  

コール・オーナーのための追加オプション：

• セキュリティオプション- 通話の特定のセキュリティ設定を調整します：
  • ロビーを有効にする- "ロビーモード "では、モデレーターによる正式な承認後にのみ人の入場を許可することで、会議を保護することができます。
  • パスコードの設定- 参加者が会議に参加する前に入力する必要があるパスコードを会議に追加できます。
  • ビデオブリッジ暗号化を有効にする（実験的）- 有効にすると、ブラウザは他の通話参加者とキーを交換し、これらのキーはビデオおよびオーディオストリームの暗号化に使用されます。 キーを持っている人だけがあなたの通話を見ることができます。 悪意がないと仮定すると、ブレイブもそのパートナーである8x8も、デフォルトではこのキーを持っていない。
• 録画開始- 通話の音声とビデオの録画を開始/停止し、後で見ることができます。
• ライブストリームの開始- Youtubeライブストリームに接続し、ビデオフィードとチャットを使用してリアルタイムで視聴者と対話することができます。
• Mute everyone（全員ミュート） - 通話参加者全員をミュートする。
• 全員のカメラを無効にする- 通話参加者全員のカメラを無効にする。

追加設定

• デバイス- 通話に使用するマイクとカメラ、通話音声の出力先を選択できます。
• プロフィール- 表示名を変更したり、グラビアメールを設定したりできます。
• サウンド- トークの特定のサウンドを再生するかどうかを選択します。
• その他- 以下のような追加設定を調整する。
  
  • 会議前画面の有効化／無効化
  • キーボードショートカットの有効化／無効化
  • 表示言語の選択
  • デスクトップ共有のフレームレートを設定する
  • 司会者のコントロール
    • 全員がミュートでスタート
    • 全員が隠れ始める（カメラオフ）
    • 全員が司会者に従う