Sync FAQ Follow
Brave Syncはデスクトップ、Android、iOSのBraveでご使用いただけます。
Chromeとは異なりBraveでは同期の利用において「アカウント」の作成は必要ありません。その代わり、Braveは「同期チェーン」のコンセプトを採用しています。Braveはまた、データを安全かつセキュアに扱うため、クライアントサイドで暗号化をおこないます。そのほか、すべてのSyncデータはBraveが運営するサーバーに送信されており、Googleやその他のサーバにデータは送信されません。Brave Syncに関する詳細はこちらに記載がございます。
Brave Syncでは、Chromium syncに内蔵されているカスタムパスフレーズ機能を利用しており、クライアントサイドですべて暗号化しています。ユーザーがパスフレーズを選ぶ方法もありますが、この手法は強度が十分でないこともあり、Brave Syncでは強制的にパスフレーズはシンクシードのBIP39エンコーディングを使用するようにしています。その他の暗号化は、以下のようにChromiumによって処理されます。
- BIP39フレーズはscryptを使用したキーストレッチタイプの暗号手法です。(N = 2^13, r = 8, p = 11). 新しいクライアントは、暗号化の鍵を作成するためにscrypt saltが必要となります。
- そして、ストレッチキーはそのままAES128-CTR-HMAC暗号鍵として使用されます。
Brave Syncチームは、まずWebブラウザとして一般的に使用される種類のブックマーク、パスワード、履歴などのデータを同期することに注力しました。同期対象の追加については今後順次検討いたします。
履歴の同期は、アドレスバーに入力されたURLが同期対象となります。ブックマークより遷移した場合、ページ内のリンクをクリックした場合、オートサジェストを利用した場合、履歴は同期の対象とはなりません。また、同期対象となるのは各デバイスが同じ同期チェーンに追加されたのちに生じた履歴です。例えば 例えば、2つのデバイスがあり、どちらも履歴が1,000件ほどある状態で、この2つのデバイスを同じ同期チェーンに追加した場合、既存の履歴については同期の対象とはなりません。同期後にアドレスバーにURLを入力すると、両方のデバイスの履歴に追加されます。
Braveの同期は、まず一台の端末で同期チェーンを開始し、その他の端末は既に開始されている同期チェーンに追加していくことで同期が可能となります。それぞれの端末で個別に同期チェーンを開始していると同期コードを読み取ることができませんので、一台のみ同期チェーンを残し、その他のデバイスは一度既存の同期チェーンから離脱してください。
■同期の解除(デスクトップ)
設定の「同期」画面の一番したにある 「同期チェーンから離れる」をクリックします。
■同期の解除(Android/iOS)
設定の「同期(Brave Sync)」画面で(このデバイス)と書かれているデバイスのゴミ箱をタップします。