Brave Talkの使い方 Follow
Brave Talk は新しいプライバシーに特化したビデオ会議ツールです。8×8 より提供されているオープンソースの Jitsi をビデオ会議のプラットフォームとして使用しています。Brave Talkはプライバシーを犠牲にすることなくビデオ会議を行うことができます。
全てのBraveユーザは4人までのビデオ会議を無料で行うことができます。無料版も無制限で使用することができ、ビデオのグループ視聴やYouTubeライブストリーミングなども可能です。5人以上のビデオ会議を行う場合は、月額$7のBrave Talk Premiumへの申し込みが必要です。Premiumに申し込むとそのほかに会議の録画、参加者のミュート機能、パスコードの設定が可能になります。
ビデオ会議を開始する方法
デスクトップ版のBraveで新しいタブを表示させると、Brave Talkを開始するアイコンが右下に表示されています。カメラのアイコンをクリックすることでBrave Talkを開始できます。
そのほか、talk.brave.comにアクセスして開始することもできます。 Brave Talkを使った通話はBraveで開始する必要がありますが、ビデオ会議への参加者はその他のモダンブラウザからでもBrave Talkに参加できます。ビデオ会議に参加者を招待するには、作成済みのBrave TalkルームのURLをコピーし、参加者にお伝えしてください。トークルームのオプションから招待を送信することもできます。
Brave Talkに搭載された機能
Brave Talkの機能は画面下部のコントロールバーに表示されています。
左から右に、以下の機能となっています。
- Mute/ミュート - あなたのマイクのオンオフを切り替えます。上向き矢印をクリックすると詳細なマイクの設定ができます。
- Camera/カメラ - あなたのカメラのオンオフを切り替えます。上向き矢印をクリックすると詳細なカメラの設定ができます。
- Share Screen/画面共有 - 端末の画面の共有を開始します。
- Chat/チャット - チャットウインドウを表示します。チャットウインドウではメッセージの送受信ができます。メッセージはビデオ会議が終了するまで残ります。また、こちらの画面では投票を作成することができます。
- Raise Hand/手を挙げる - こちらを押すと他の参加者の画面に、注意を促すアラートが表示されます。その後"hand"アイコンが自身のアイコンに表示されます。もう一度ボタンを押下すると"hand"アイコンは消えます。上向き矢印をクリックするとさまざまなリアクションを発信することもできます。
- Participants/参加者 - サイドパネルに現在の参加者を表示します。
- Toggle Tile View/タイルビュー - 参加者の表示方法を切り替えます。
をクリックすると、さらに多くのセッティングオプションがあります。ビデオ会議のオーナー限定のオプションについては、他の参加者には表示されませんのでご注意ください。
- Invite People/人を招待 - 他の参加者を招待するための情報が表示されます。こちらから招待メールを送信することなどができます。
- Manage Video Quality/ビデオの品質を管理 - ビデオの画質を変更できます。
- View full screen/フルスクリーン表示 - フルスクリーンモードに切り替えができます。
- Share video/YouTube動画の共有 - YouTubeビデオを参加者全員でBrave Talk上で鑑賞できます。ビデオを終了するときはStop videoボタンを押下してください。
- Share audio - Brave Talkにてオーディオを再生し、参加者全員が聞けるようになります。
- Select Background - ビデオの背景を設定できます。
- Speaker stats/話者の統計 - 参加者ごとの発言時間を表示します。
- Settings/設定 - 設定画面を表示します。
- View Shortcuts/ショートカットの表示 - Brave Talkで使用できるショートカット一覧を表示します。
以下はルームオーナー用の設定です。
- Security options/セキュリティオプション - Brave Talkのセキュリティ設定を行います。
- Enable Lobby/ロビーを有効 - “Lobby mode” はモデレータによる承認を受けた人のみがBrave Talkに参加できるようになるモードです。
- Set Passcode/パスコードを追加 - ミーティングにパスコードを設定します。参加者はBrave Talkに入室する際にパスコードを入力しなければ参加できないようになります。
- Enable Video Bridge Encryption (experimental) - この設定を有効にすると、ブラウザが内部処理の中で他の参加者と暗号鍵のやり取りを行い、映像と音声の通信が暗号化されるようになります。暗号鍵を保有しているブラウザのみがビデオ会議の表示が可能になります。BraveやBraveのパートナーである8x8でさえもBrave Talkで使用される秘密鍵は保有していません。
なお、暗号化にはいくつかの制限があります。電話の参加者を含める場合、20人以上の参加者がいる場合、互換性のないブラウザ(例:Safari、ほとんどのiOSブラウザ、Chromiumバージョン83以下をベースにしたブラウザ)を使用するユーザーが参加している場合は、この暗号化設定は機能しません。また、録画した場合、録画を複合処理して保存するために、8x8のサーバーは暗号鍵を受け取ります。
- Start recording/録画を開始 - 録画の開始/終了を操作します。
- Start live stream/ライブ配信を開始 - YouTubeライブストリーミングを開始できます。
- Mute everyone/全員をミュート - 参加者全員をミュートします。ただし、一度全員をミュートにしたのち、各参加者は自身の操作によってミュートを解除することができます。また、参加者全員のマイクを強制的にオンにすることはできません。
- Disable everyone’s camera/全員のカメラを無効にする - 参加者全員のカメラを無効にします。ただし、一度全員のカメラを無効にしたのち、各参加者は自身の操作によってカメラを有効にすることができます。また、参加者全員のカメラを強制的に有効にすることはできません。
設定画面
- Devices/端末 - オーディオやカメラの設定を行います。
- Profile/プロファイル - Brave Talkでの表示名称や、Eメールアドレスを変更します。
- Sounds - リアクションがあった際に音を鳴らすか設定します。
- More/その他 - その他以下のような設定ができます。
- プリミーティングスクリーンの有効/無効の設定。設定が有効になっていると、トークルームに入室する際にまず各種設定画面が表示されます。設定が無効になっていると設定画面は表示されずに直接トークルームに入室されるようになります。
- キーボードショートカットの有効/無効の設定。
- 言語設定。
- デスクトップシェアリングフレームレートの設定