Leoでは、異なる言語モデルを選択することができます。Leoを使用する上での使い方に違いはありませんが、細かな対話型AIとしての回答は言語モデル毎に異なる性質を持っています。2024年4月時点で、Leoは以下の3種類の言語モデルを選択することができます。

Mixtral AI

MixtralのAIは、様々なプロンプトに答えるだけでなく、自然な会話のやりとりをすることも得意です。さらに、Mixtralは、より複雑なプロンプトを取り込み、それを取り巻く有用なデータや回答を生成することに優れています。

Mixtralの会話についての詳しい説明は、こちらのドキュメントをご覧ください。

Claude Instant

Claude Instantは、他の2つのモデルと同じ機能を持ちながら、友人とのチャットのような、よりカジュアルな会話に重点が置かれています。これは、Claudeが自然な対話に重点を置いているためで、例えば、その日のことを話したり、一緒にイベントを計画したり、お勧めの映画を教えてもらったりといった、実際の会話に近い質感を必要とする、ニュアンスの異なる会話をすることができます。

例えば以下のような例があります。

• クリエイティブな誕生日プレゼントのアイデアはありますか
• よりユーザーフレンドリーなWebサイトの作りかたを教えて
• Gordon Ramseyの真似をして私がつくったクッキーのレビューをして
• Taylor Swiftをテーマに短いポエムをうたって

Llama2 13b

このモデルは複雑な言語を理解力と詳細な会話をする能力があり、さまざまなトピックに関する深い議論に適しています。例えば、以下のような質問に適しています。

• MicrosoftのCEOは誰ですか
• 人工知能(AI)のコンセプトを教えてください
• 今読んでいる記事の主要なポイントを要約してください
• 何か面白いことを教えてください

結局日本語で使うにはどれが一番いいの？

それぞれ使用する人によって好みがあるので一言にどれが一番、というのは言えませんが、それぞれ簡単に日本語で使ってみた感想を以下に記載します。

Mixtral AI

Mixtralはオフィシャルには日本語に対応していませんが、ある程度日本語での回答をすることが可能です。　ページの要約は良くも悪くもClaude Instantよりも長くなりやすいです。また、日本語の中にちょこちょこと英語が混じることが時々起こります。

Claude Instant

2024年4月時点では3つの言語モデルの中で最も自然な日本語で回答が返ってきます。

Llama2 13b

日本語で回答が返ってくることはあまりありません。