[基礎知識]ブロックチェーン・ネットワークの違いとアドレスの関係 Follow
Braveウォレットでは、さまざまなブロックチェーン・ネットワークのさまざまなアセットを保有することができます。そのため、常にやり取りをするアセットに対応した適切なネットワークでアセットを送受信することが重要です。間違ったネットワークにトークンを送信すると、アセットが永久に失われる可能性があります。Braveウォレットは、アセットを送受信する際にこれらの詳細の再確認を促しますが、Web3の概念をよりよく理解するために、一般的なブロックチェーンの送金の仕組みを理解することが重要です。
Braveウォレットがサポートするブロックチェーン・ネットワーク
Braveウォレットは現在以下のブロックチェーン・ネットワークに対応しています。(Braveウォレットがサポートしている機能はこちらのヘルプページにて紹介しています。(近日中に日本語のページも作成する予定です))
Ethereum および EVM互換チェーン
ERC-20トークンはEthereumメインネットのスタンダードです。Ethereumのネイティブ・トークンであるETHや、様々なERC-20トークンがEthereumネットワークで使用されます。
さらに、Ethereumのアドレスは様々なチェーンで相互運用されており、すべてのEVM互換ネットワークで同じアドレスを使用できます。Ethereumアドレスを取得すれば、Polygon、BNB Chain、Arbitrum、Avalanche、Fantom、Optimism、Auroraなどの他のEVM互換チェーンでも使用することができるのです。EVM互換チェーンの幅広いリストについては、https://chainlist.org/ をご覧ください。
Solana
SPLトークンがSolanaで使用されるトークンのスタンダードです。Solanaのネイティブ・トークンのSOLや様々なSPLトークンガSolanaで使用されます。
Filecoin
FilecoinのネイティブトークンであるFILはFiledoinネットワークでのみ流通しています。
Bitcoin
トークンを別ネットワークのアドレスには送信しないでください!
- 直接他のネットワークにトークンを送信すると、そのトークンは消失してしまい誰も受け取れなくなります。
- Ethereumアドレスは互換性があるため、EVM互換ネットワークでは同一アドレスが使用できます。ただし、トランザクションやアセットは個々のネットワーク毎に管理されていますのでご注意ください。アセットを他のネットワークに送信するには、ブリッジと呼ばれる手法を用いる必要があります。