DRM保護された動画の視聴方法 Follow
Netflix、Hulu、Amazon Prime Videoなどの多くのストリーミングWebサイトは、DRM(デジタル著作権管理)技術を活用して、著作権保護されたコンテンツへのアクセスに対してブロックや制限をしています。Braveではこのようなコンテンツを視聴する場合、Widevineと呼ばれる専用コンポーネントをインストールする必要があります。
DRMとは?
DRMはDigital Rights Managementの略で、日本語ではデジタル著作権管理と訳されます。主にオーディオやビデオなど著作権で保護されたメディアコンテンツの使用、変更、配布を制御するために、多くの場合ブラウザの拡張機能にてDRMコードが実行されます。
Google Widevineとは?
WidevineCDM(Content Decryption Module)は、Braveブラウザの開発に使用されているChromiumベースのデスクトップおよびAndroidブラウザで使用されるDRMコンポーネントです。DRMで保護された動画コンテンツの復号化、デコード、そして再生を可能にするために使用されます。WidevineはBrave ではデフォルトで無効になっているため、有効にするにはインストールする必要があります。Widevine はGoogleが管理しGoogleのサーバーから読み込まれるブラウザ拡張機能で、オーディオやビデオコンテンツを読み込むために様々なWebサイトで使用されています。BraveブラウザでこれらのWebサイトにアクセスすると、Google Widevineを有効にするよう求められる場合があります。なお、Google WidevineはBraveの製品ではないためBraveでは詳細な検証や調査をすることはできません。Widevineは一度インストール/実行をすると、それを必要とするすべての Webサイトで有効になります。
Google Widevineを有効にする際の注意点が以下になります。
- BraveブラウザにWidevine拡張機能がインストールされます
- Googleの利用規約を許諾したことになります
- Google Widevineの使用に関連して損失や損害が生じた場合、Braveは責任を負わないことを許諾したことになります
Widevineを有効にする
Widevine は、デフォルトでは無効になっていますが、以下の手順でほとんどのプラットフォームにおいて有効にできます。Androidでの手順はこちらをご覧ください。また、x64 以外のLinuxをご利用の場合はこちらをご覧ください。
Widevineは設定画面brave://settings/extensions
(Menu → Settings → Extensions → Widevine
)でいつでも有効/無効を切り替えることができます。
なお、Widevine を有効にする前にDRM保護されたコンテンツを配信するWeb サイトにアクセスすると、コンテンツを表示する前にWidevineを有効にするよう促すプロンプトが表示されます。このプロンプトが表示されたときに Widevineを有効にしなかった場合でも、上記のとおり設定でいつでも有効にすることができます。
このプロンプトで[許可する]を選択すると設定画面でWidevineは有効になり、[ブロック]を選択するとWidevineは無効のままになります。
Widevineを有効にしているがDRMコンテンツの再生ができない
オンラインコンテンツをストリーミングしようした時に、WidevineまたはDRMコンテンツに関するエラーメッセージが表示されることがあります。その場合、WidevineCDMコンポーネントのアンインストールと再インストールが必要です。brave://settings/extensions
のWidevine設定を一度無効にし、再度有効に切り替えてください。(ブラウザの再起動を促される場合は再起動を行います。)その後、Webページを更新し、再度メディアコンテンツの再生をお試しください。